まさか私が告白されるなんて
「そう言えばさっき告白されたんだけど」
「え?」


きゅ、急な爆弾発言。

どうしたの急に。


「それで……どうだったの?」
「勿論断ったよ」
「良かった。断られたんだ」
「もちろんだよ」

そう言って笑う、琢磨君。
でも、相手の人はどんな人だったのだろうか。

もし、なんかの間違いで、琢磨君がOKしちゃってたらどうなるんだろう。
琢磨君は私が好きだと言ってたけど、やっぱり私よりも魅力的な人が来たら、そっちになびくのだろうか。


琢磨君は実はモテるのだろうか。

いや、モテるに決まっている。
だって、琢磨君は、顔も整っていて優しい。
モテる要素は十分にある。

「大丈夫だよ。僕は、水菜さんのことが好きなことは変わらないんだから」

私の心を読んでくれたのだろうか、琢磨君はそう言ってくれた。

「……ありがとう」

私は感謝した。

< 92 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop