姉の許婚に嫁入りします~エリート脳外科医は身代わり妻に最愛を注ぐ~
紆余曲折の末、四人が無事に収まるところに収まる。
姉と禎人さんは仲よく手をつないで帰っていった。今度はうちに招待するからぜひふたりで遊びに来てねと言われたので、その日が楽しみだ。
「もう一度、きちんと百花の気持ちを聞かせて」
ふたりきりになり、初めて互いの想いに真正面から向かい合う。
「雅貴さんが好きです。もう十年前からあなたに愛されたいと願っていました」
「それでも俺が凛花さんを好きだと思い込んでいたから、心の中に秘めていたんだね」
「はい。私は妹として雅貴さんとお姉ちゃんの幸せを祝福する立場だったから。それなのにふたりが破談になり、どうしても雅貴さんと結婚したくなって、おじいさまのためだなんて口実にしたんです」
「口実にしたのは俺のほうだ。本来なら想いを通わせ合い、交際期間を設けてからプロポーズするべきだったのに。ごめん、百花」
謝罪され、私はかぶりを振る。
「いいえ。あのとき雅貴さんがプロポーズしてくれて本当にうれしかったです」
交際期間がもどかしいくらい、早く雅貴さんと結婚したかった。だからまったくもって悔いはない。
「私ももう一度、きちんと雅貴さんの気持ちが聞きたいです」
「百花が好きだ。百花だけを愛してる」
雅貴さんは一途な目で私を見つめた。
姉と禎人さんは仲よく手をつないで帰っていった。今度はうちに招待するからぜひふたりで遊びに来てねと言われたので、その日が楽しみだ。
「もう一度、きちんと百花の気持ちを聞かせて」
ふたりきりになり、初めて互いの想いに真正面から向かい合う。
「雅貴さんが好きです。もう十年前からあなたに愛されたいと願っていました」
「それでも俺が凛花さんを好きだと思い込んでいたから、心の中に秘めていたんだね」
「はい。私は妹として雅貴さんとお姉ちゃんの幸せを祝福する立場だったから。それなのにふたりが破談になり、どうしても雅貴さんと結婚したくなって、おじいさまのためだなんて口実にしたんです」
「口実にしたのは俺のほうだ。本来なら想いを通わせ合い、交際期間を設けてからプロポーズするべきだったのに。ごめん、百花」
謝罪され、私はかぶりを振る。
「いいえ。あのとき雅貴さんがプロポーズしてくれて本当にうれしかったです」
交際期間がもどかしいくらい、早く雅貴さんと結婚したかった。だからまったくもって悔いはない。
「私ももう一度、きちんと雅貴さんの気持ちが聞きたいです」
「百花が好きだ。百花だけを愛してる」
雅貴さんは一途な目で私を見つめた。