姉の許婚に嫁入りします~エリート脳外科医は身代わり妻に最愛を注ぐ~
「嘘ですよね……? あっ、やぁ……」

 彼の唇が首筋を伝い、鎖骨の窪みへ下りていく。悪戯をするみたいに長い舌で胸もとを舐め上げられた。

「ん……っ」

「脱がせるのが惜しいくらいかわいいな」

 情欲に濡れたような声に、私の心臓がものすごい音を立てる。

 キャミソールを捲り上げ、彼の唇が触れていない場所はないくらい無数のキスを落とされた。

 膨らみを揉みしだかれ、甘い痺れが駆け抜ける。

 無意識のうちに足の間を両手で覆って隠していたら、彼に手首を掴まれた。

「いい子だから俺に見せて」

「だめ……」

「久しぶりで恥ずかしい?」

 問われ、私は首を横に振る。

「久しぶりじゃないです……。誰ともした経験がないから……」

「え? 前に初めてじゃないって……」

「本当はキスもセックスも、雅貴さんが全部初めてです……」

 内緒にしていられなくてとうとう白状した。

 彼は目を見開いて絶句している。

「処女はめんどくさいって、がっかりされたくなかったの……」

「俺を煽らないで。手加減できなくなりそうだ」

「嫌じゃないですか……?」

「嫌なわけがないだろ。すごくうれしいよ」

「あ、ん……、んん……っ」

 
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