シェフな夫のおうちごはん~最強スパダリ旦那さまに捕まりました~
ダイニングテーブルに向かい合って座り、話し合いの体勢になる。
いつもなら美味しいものを食べる場所が、いまや離婚危機だ。
何から話そうかと考えていたら明人さんが先に切り出した。
「えーっと、まず最初に行っておくけど離婚はしないよ。離婚する理由がない」
「そうですか」
思わず安堵のため息が洩れた。
「その上で話すけど俺とお似合いの人って誰?」
「え? それは、えっと……もっと綺麗な人とか、料理上手な人とか、いろいろと器用な人とか」
芦田さんはきっと何でも完璧にこなすんだろうなって思うと、どんどん自分が惨めになって落ち込んで、どうして彼は私と結婚したんだろうって思ってしまうのだ。
「ふうん、そういうのどうでもいいな」
「え?」
明人さんは呆れたような顔で頭を掻いている。半眼で本当にどうでもいいって顔をしている。
「奥さんに家のことをしてほしいとか、綺麗な人をそばに置きたいからとか、そういう理由で結婚したわけじゃないし」
「じゃあ、明人さんが私と結婚した理由は何ですか?」
「君のことが好きだからだよ」
「へっ!?」
意外すぎる返答をされてすっとん狂な声が出た。
いつもなら美味しいものを食べる場所が、いまや離婚危機だ。
何から話そうかと考えていたら明人さんが先に切り出した。
「えーっと、まず最初に行っておくけど離婚はしないよ。離婚する理由がない」
「そうですか」
思わず安堵のため息が洩れた。
「その上で話すけど俺とお似合いの人って誰?」
「え? それは、えっと……もっと綺麗な人とか、料理上手な人とか、いろいろと器用な人とか」
芦田さんはきっと何でも完璧にこなすんだろうなって思うと、どんどん自分が惨めになって落ち込んで、どうして彼は私と結婚したんだろうって思ってしまうのだ。
「ふうん、そういうのどうでもいいな」
「え?」
明人さんは呆れたような顔で頭を掻いている。半眼で本当にどうでもいいって顔をしている。
「奥さんに家のことをしてほしいとか、綺麗な人をそばに置きたいからとか、そういう理由で結婚したわけじゃないし」
「じゃあ、明人さんが私と結婚した理由は何ですか?」
「君のことが好きだからだよ」
「へっ!?」
意外すぎる返答をされてすっとん狂な声が出た。