シェフな夫のおうちごはん~最強スパダリ旦那さまに捕まりました~
「明人、今日は鯛でごはんにしよう」
朝一番に活きのいい真鯛を手に入れた祖母は楽しそうに帰宅した。
祖母は鯛の切り身の一部を刺身にして、残りを米と一緒に炊くことにした。
炊飯器の中に研いだ米とたっぷりのだし汁、酒と醤油、そして一番上に大きな鯛の切り身を置く。炊き上がったら身をほぐし、軽く塩を振りながら味を整える。
そうすると完成だ。
茶碗に盛られた鯛めしは、湯気を立てながらあたりに芳醇な香りを充満させた。明人はそれを夢中で食べた。
「美味いかい?」
「美味い」
「ハンバーグじゃないのに?」
「おかわり」
明人が茶碗を差し出すと、祖母は呆気にとられ、それから笑った。
「たくさん食ってでっかくなりな」
「言われなくても」
そんなふうに気軽に話せるくらいには、ふたりの距離は縮まっていた。
朝一番に活きのいい真鯛を手に入れた祖母は楽しそうに帰宅した。
祖母は鯛の切り身の一部を刺身にして、残りを米と一緒に炊くことにした。
炊飯器の中に研いだ米とたっぷりのだし汁、酒と醤油、そして一番上に大きな鯛の切り身を置く。炊き上がったら身をほぐし、軽く塩を振りながら味を整える。
そうすると完成だ。
茶碗に盛られた鯛めしは、湯気を立てながらあたりに芳醇な香りを充満させた。明人はそれを夢中で食べた。
「美味いかい?」
「美味い」
「ハンバーグじゃないのに?」
「おかわり」
明人が茶碗を差し出すと、祖母は呆気にとられ、それから笑った。
「たくさん食ってでっかくなりな」
「言われなくても」
そんなふうに気軽に話せるくらいには、ふたりの距離は縮まっていた。