御曹司は高嶺の花に愛を刻む
「キャーーー!!やばぁーい!!」

また、2人でお揃いのカチューシャとサングラスをかけてアトラクションに乗る。

陽平も、横で変な声を出してる。
ちょっと、笑う。本当に。
何気にツボだったりする。

見た目は、絶対騒いだりしなそうなのにね。
全然普通に騒ぐ。

でもたぶん、私の前だけ。

ははは!それが、また気を許してくれてるみたいで嬉しい。

「ヤバいな。規模が違うなこりゃ」

「だからさ!!」

陽平は、一見人当たりがいい様に見えるけど、実はそうじゃない。

だんだんと陽平と一緒にいて、わかるようになった。

私の前だけ、ありのままでいてくれるのが特別扱いされてるみたいで嬉しくなる。

「菜由。次は?どこに行く?」

目をキラキラさせて見下ろしてくる。
少年か?デッカい少年がいるよ。

「あれか、あれ!!」

「んじゃ、アレにしよ」

グイグイ手を引いて歩く。
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