御曹司は高嶺の花に愛を刻む
それから、あれよあれよとアミューズメント施設の完成の挨拶を会長がして、社長の純平さんも続く。

そして、私達も結婚の報告をして、何とか無事にステージから降りる事が出来た。

「菜由。おつかれ。ありがとな」
陽平は優しく見下ろし微笑む。

「私、大丈夫だった?」

「ああ。会場の拍手が答えだ。凄かっただろ?」

凄かった。お祝いの言葉も次々とステージまで飛んできてた。

「す、凄かった。」

「もう少しだけ、頑張れるか?」
陽平が心配そうに、私を覗き込む。
いつだって陽平は、優しい。
こういう時くらい、妻の勤めとして頑張る!!

「うん!!大丈夫!!」

元気よく返事をした。

「おお。頼もしいな。」
なんて言って笑ってくれた。


その後も、次々と祝福の挨拶ラッシュに追われて、食事もとれないまま、あっという間にパーティーはお開きとなった。
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