自然栽培神話を打ち破る。

　有機農法　自然栽培が健康にいいように宣伝されているが、そうなのだろうか？
米　麦　野菜と言っても生き物である。
生き物である以上、自分を守る行動をするのは当たり前の話。
　野菜や米などが何をするかと言うと食べられないように、または食べても美味しくないように毒素を作り出している。
　自然農法はなるべく農薬や化学肥料などを使わない自然の状態で育てようというのである。
　作物にとってはこれ以上の天国は無いだろう。
　しかし、食べるぼくらにとってはこれ以上の地獄も無いわけで、、、。

　どういうことかというと、煮たり焼いたりするたびに「これでもか」というほどの毒素を取り込むわけである。
もちろん、軽い毒素も有るだろうが、中にはアレルギーやショックを起こす物も少なくない。

　野菜は煮物が多いが、それはなぜか考えたことは有るだろうか？
煮出すことで体内に取り込む毒素を減らそうとした知恵なのだ。
　今、健康ブームとかでサラダがけっこう流行っている。
簡単だし面倒くさい時には重宝する。
でもね、ひっくり返って考えてみればたくさんの毒素を取り入れてることになるんだよ。
だから日本では煮物文化が発達したわけ。

　農薬が何のために開発されたかって？
無用な毒素を作らせないためだよ。
　人間でもステロイドなどを多用するとホルモンを作らなくなるって言われてるよね？
それを作物に応用したんだ。
　昔は糞尿を肥やしに撒いてたよね？
これだって伝染病とか寄生虫病の元になっていた。　だからやらないの。
　自然に帰るってことはいいことばかりじゃないんだよ。
　自然農法だけを取り入れたらアレルギーは今の何倍も増えるだろう。
そして使うたびに虫の心配をしなきゃいけなくなる。
寄生虫だって増えてくるし、料理もすごく手間がかかる。
何よりも収穫率が何倍も悪くなる。
収穫量も減るから大変なことになるんだよ。
それでもやりますか？
　自給自足でやっていくのならそれでもいいだろう。
　でもね、社会経済の中ではとてもじゃないがやっていけないよ。
　これまでに見られなかったようなアレルギー症状だって出てくるだろう。
その責任は誰が負うのかな？
　そこを考えても自然農法　オーガニックが絶対にいいとは言えない。