辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
 メルリノとハロンは、ラースの代わりに騎士達と周囲の警戒だったり、訓練だったりで席を外している。
 エルとイレネは、イレネの伯母とロザリアと一緒にお茶の時間を過ごすことになった。
「お母様、これ美味しい! すごく美味しい!」
 香りの高いお茶と共に出されたのは、なかなか辺境では手に入らないチョコレートである。
 アーモンドやカシューナッツなどが中に入っているチョコレートは、前世ではさほど貴重な品ではなかったが、ここではものすごい貴重品だ。
「はわぁ……」
 口に入れれば、濃厚な甘さとチョコレートの香りが広がる。
 かじってしまうのが勿体なくて、いつまでもいつまでも口の中で舐めとかしていた。
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