辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「リティカ嬢、来てくれて嬉しい。エルの料理は絶品だから、楽しんでもらえると思うな」
「以前いただいたお料理が忘れられなくて、楽しみにしていました」
 と、恥ずかしそうにしながらもリティカも微笑む。
 もしかしたら、彼女の胃袋はエルが掴んでしまったかもしれない。
 側に寄ってきたイレネは、スズを見て目を輝かせていた。
「撫でていい? あ、皆おリボンつけているのね! 可愛い!」
「でしょー!」
 今日は、三人ともピンクのリボンを結んでいる。エルとお揃いのリボンだ。
 調理器具にリボンをまいているのを変だと言わずに「可愛い」と言ってくれるイレネはさすがだ。気配りのできる淑女である。
「殿下、俺と一緒に池に行きませんか? 今日は、亀がたくさん日向ぼっこをしているんです」
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