辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「たしかに菓子職人は探していたからな。トルテ、結婚式の飴細工だけじゃなくて、菓子職人として雇うって言ったらどうする?」
ラースの言葉に、トルテは驚いたように目を瞬かせた。
それはそうだろう。エルがトルテだったとしても驚く。エルの望みをあっさりかなえようとするなんて。
「エリュ、無理言わない! トリュテが嫌なら、断ってもいい!」
エルとしてはトルテを雇いたいけれど、トルテの方にだって仕事先を選ぶ権利はある。断ってもいいとは言ったけれど、こちらとしても交渉材料は並べておかねば。
「トリュテ、へんきょー伯領に来てくれたら、こーきゅー食材ちゅかい放題! あと、エリュ、王宮の食料保管庫の食材もちゅかえる!」
少し前に、国王自らエルに届けてくれたのは食料保管庫の鍵。
ラースの言葉に、トルテは驚いたように目を瞬かせた。
それはそうだろう。エルがトルテだったとしても驚く。エルの望みをあっさりかなえようとするなんて。
「エリュ、無理言わない! トリュテが嫌なら、断ってもいい!」
エルとしてはトルテを雇いたいけれど、トルテの方にだって仕事先を選ぶ権利はある。断ってもいいとは言ったけれど、こちらとしても交渉材料は並べておかねば。
「トリュテ、へんきょー伯領に来てくれたら、こーきゅー食材ちゅかい放題! あと、エリュ、王宮の食料保管庫の食材もちゅかえる!」
少し前に、国王自らエルに届けてくれたのは食料保管庫の鍵。