辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「お前、差別主義者だったの? 魔族と俺達は別に争ってるわけじゃないだろ」
 ラースの顔には、呆れた色が浮かんでいた。クレオはぐっと唸ってしまう。
「だいたい、ネーネさんの方が僕達より強いですしねぇ……」
「ラス兄さん。本気のネーネとうちの騎士団が戦ったら、最後に勝つのはどっち?」
 メルリノはため息をつき、ハロンは禁断の質問を投げかけた。
「頑張れば俺達が勝つと思うけど、それまでに半分はやられるだろうな。ネーネ一人で、だぞ」
 その返事に、エルは目を剥いた。魔物が出る土地を、ここまで一人で来られるのだから強いのだろうとは思っていたけれど、そこまで強かったのか。
「もう行くのは決定だからな。支度しておけよ」
< 300 / 435 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop