辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
 当然のようにロドリゴに言われ、クレオは絶望したような顔になった。
 
 翌朝。
 支度を整えたエルは、荷物を持って屋敷の前に出た。行くのはロドリゴに三兄弟とエル、そしてクレオである。
「魔族領に行くのは久しぶりだなー」
「エルが来てからは行ってなかったですからね」
 と、話しているラースとメルリノの横でハロンはエルの荷物を確認してていた。
「精霊達はどうした?」
「ジェナとベティは、ラスにぃにの鞄の中。スズはここ」
 ジェナとベティは、ラースが「ジェナとベティ専用」と決めた鞄の中に入っている。人前に出る時には、いつもそうしているのだ。スズはエルの鞄にしがみついている。
「おし、忘れ物はなさそうだ」
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