辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「ほら、だから聞いたんです。こういう傷が、後になってひどく化膿したりするんですよ……これでよし、と」
エルも気が付いていなかったけれど、クレオの左手のひらには傷があった。魔物の牙がかすめたのかもしれない。
メルリノの魔術で、傷はあっという間にふさがっていく。無言のままクレオは踵を返そうとした。
「クレオ、ありがとーは?」
「いいんですよ、エル。強引に治療したのは僕ですし」
「それは、駄目。ここで治療を受けるのは騎士団員なら当然。お礼を言わないのはよくない」
体調を万全に調えておくのも騎士の仕事だ。いざという時動けないのでは困る。
怪我をしないのが一番であるけれど、怪我をしてしまった時には、できる限り速くできる限りの治療を受けるのも騎士として続けていく上では大切なこと。
エルも気が付いていなかったけれど、クレオの左手のひらには傷があった。魔物の牙がかすめたのかもしれない。
メルリノの魔術で、傷はあっという間にふさがっていく。無言のままクレオは踵を返そうとした。
「クレオ、ありがとーは?」
「いいんですよ、エル。強引に治療したのは僕ですし」
「それは、駄目。ここで治療を受けるのは騎士団員なら当然。お礼を言わないのはよくない」
体調を万全に調えておくのも騎士の仕事だ。いざという時動けないのでは困る。
怪我をしないのが一番であるけれど、怪我をしてしまった時には、できる限り速くできる限りの治療を受けるのも騎士として続けていく上では大切なこと。