辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
気が付けば、魚とりに行っていた面々の乗った舟がこちらに近づいていた。舟の上からラースが手を振る。
「クレオはすごいな? アルドなんて最初は舟から動けなかったんだぞ!」
とハロンが笑っていた。
そうか、アルドもここに来たことがあったのか。舟の上から動けない彼の姿が容易に想像できてしまう。おかしい、騎士としてはそれなりな腕の持ち主のはずなのに。
「でも、僕一人じゃ勝てなかったから……」
「クレオは、海での戦闘は初めてだろ? しかたないって。舟から氷に移るのだって、普通は難しいんだからな」
「それは、僕の魔術が氷だからで」
「誰だっけ、海に転がり落ちたやつもいたな」
氷に乗り移ろうという気合は買いたいところだが、海に転がり落ちたのか。魔物の餌にならなくて、本当によかった。
「クレオはすごいな? アルドなんて最初は舟から動けなかったんだぞ!」
とハロンが笑っていた。
そうか、アルドもここに来たことがあったのか。舟の上から動けない彼の姿が容易に想像できてしまう。おかしい、騎士としてはそれなりな腕の持ち主のはずなのに。
「でも、僕一人じゃ勝てなかったから……」
「クレオは、海での戦闘は初めてだろ? しかたないって。舟から氷に移るのだって、普通は難しいんだからな」
「それは、僕の魔術が氷だからで」
「誰だっけ、海に転がり落ちたやつもいたな」
氷に乗り移ろうという気合は買いたいところだが、海に転がり落ちたのか。魔物の餌にならなくて、本当によかった。