辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
ロドリゴがとりまとめた書類を配り、新たにまた議論が始まった。
(これは、今日一日では決まらないんでしょうね)
一日で決まるようなことならば、もっと以前から交易していただろう。辺境伯領だけでこっそり取引するのではなく。
やがて、会議が終わる。王妃のところにロザリアが行っているので、終わったらそちらに合流することになっている。
クレオを連れて、王宮の廊下を歩く。すると、向こう側から王宮騎士団の制服を身に付けた騎士が二人、歩いてくるのが見えた。
「――お、クレオ・ブロークじゃないか」
一人が、クレオを見て笑う。その笑みに、エルは嫌なものを覚えた。
彼らの顔に浮かんでいるのは、懐かしい友人に会えて嬉しいという表情とはまるで違うものだったから。
(これは、今日一日では決まらないんでしょうね)
一日で決まるようなことならば、もっと以前から交易していただろう。辺境伯領だけでこっそり取引するのではなく。
やがて、会議が終わる。王妃のところにロザリアが行っているので、終わったらそちらに合流することになっている。
クレオを連れて、王宮の廊下を歩く。すると、向こう側から王宮騎士団の制服を身に付けた騎士が二人、歩いてくるのが見えた。
「――お、クレオ・ブロークじゃないか」
一人が、クレオを見て笑う。その笑みに、エルは嫌なものを覚えた。
彼らの顔に浮かんでいるのは、懐かしい友人に会えて嬉しいという表情とはまるで違うものだったから。