辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
(やっぱり、クレオも魔族との交易には反対なのかな……気持ちはわからなくもないけど)
正体のわからないものを恐れるのは、エルにも十分理解できた。
急激に勧めようとしても、うまくいかないであろうことも。だけど、試してみることもなく、最初から諦めてしまうというのはどうなのだ。
「こちらに攻め入ってくる余裕なんてないぞ。魔族領は辺境伯領以上に魔物が出没するんだ。そっちの相手に忙しい」
今のエルは子供。そして、エルにできることはそう多くはないのだと痛感させられる。
(……難しいな、こういうの)
エルに与えられた役目があるのなら、目の前にあるそれを果たさずに辺境伯領に戻るつもりもない。
「魔族領との交易で、国にもたらされる利益についての資料は事前にまとめて陛下に提出済みだ。これを見てみろ」
正体のわからないものを恐れるのは、エルにも十分理解できた。
急激に勧めようとしても、うまくいかないであろうことも。だけど、試してみることもなく、最初から諦めてしまうというのはどうなのだ。
「こちらに攻め入ってくる余裕なんてないぞ。魔族領は辺境伯領以上に魔物が出没するんだ。そっちの相手に忙しい」
今のエルは子供。そして、エルにできることはそう多くはないのだと痛感させられる。
(……難しいな、こういうの)
エルに与えられた役目があるのなら、目の前にあるそれを果たさずに辺境伯領に戻るつもりもない。
「魔族領との交易で、国にもたらされる利益についての資料は事前にまとめて陛下に提出済みだ。これを見てみろ」