辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
 王宮に仕えている騎士なのに、まったくなっていない。クレオがエルをかばうように前に出た。
(……ここで争うのは駄目)
 クレオがここで手を出すのは問題だ。
「騎士さん達、エルはクレオに稽古をつけていいとは言っていませんよ?」
 王宮の騎士ならば、貴族の次男三男という可能性が高い。クレオを下に見ているあたり、もしかしたら高位貴族の家系なのかも。
 ――ならば、それにふさわしい言動をするべきではないか。
 幼い女の子を連れている相手に対し、脅すような真似をするなんて。
「今のクレオの主は私です。私の許可なく、クレオを訓練所に連れていくおつもり?」
「あ?」
 あれ、今の発言、五歳の女の子にしてはちょっとやりすぎだっただろうか。まあ、いいか。
< 399 / 435 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop