辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
(……来ちゃった)
どうもこの国王、腰が軽いというかひょいひょい辺境伯家を訪れる傾向にあるような。護衛も見当たらないし大丈夫なのか、これで。
「今回は迷惑をかけたな」
「本当にね。エルもびっくりよ」
ロドリゴに抱きかかえられたまま、じろりと国王を見やる。王宮の騎士が、あんなにも低俗だなんて考えてもいなかった。
「王都の騎士、教育が必要。全員辺境伯領で扱かれればいい」
むすっとした顔のままで言うと、国王は苦笑いした。
苦笑いではごまかされない。辺境伯領の騎士が強いということを身をもって知っていないから、あんな暴言を吐くのだろう。
「すまなかった。あの騎士達はきちんと罰するから」
「ちゃんと王宮の騎士団で管理してくださーい。あと、お勉強もいっぱいさせて」
どうもこの国王、腰が軽いというかひょいひょい辺境伯家を訪れる傾向にあるような。護衛も見当たらないし大丈夫なのか、これで。
「今回は迷惑をかけたな」
「本当にね。エルもびっくりよ」
ロドリゴに抱きかかえられたまま、じろりと国王を見やる。王宮の騎士が、あんなにも低俗だなんて考えてもいなかった。
「王都の騎士、教育が必要。全員辺境伯領で扱かれればいい」
むすっとした顔のままで言うと、国王は苦笑いした。
苦笑いではごまかされない。辺境伯領の騎士が強いということを身をもって知っていないから、あんな暴言を吐くのだろう。
「すまなかった。あの騎士達はきちんと罰するから」
「ちゃんと王宮の騎士団で管理してくださーい。あと、お勉強もいっぱいさせて」