辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
彼らの行動には大いに問題があるけれど、騎士達の教育がしっかりしていないというのが根本の大問題だ。
「他の騎士もこれからしっかり教育する」
「……お願いしますね?」
一応敬語で言ったら、また苦笑いする。
「貴族達の意識も、今後変えていくと約束するからそう睨むな」
「娘と約束するんじゃなくて、俺と約束してくださいよ、陛下」
「――約束する」
ロドリゴの言葉に、国王は真顔になる。
「陛下、美味しいの食べる?」
先ほどから、鉄板がすっかり気になっている様子だ。ここは一つエルが大人になってやろう。
エルの提案に、国王は嬉しそうにうなずいた。
「父上、陛下、これをどうぞ」
「他の騎士もこれからしっかり教育する」
「……お願いしますね?」
一応敬語で言ったら、また苦笑いする。
「貴族達の意識も、今後変えていくと約束するからそう睨むな」
「娘と約束するんじゃなくて、俺と約束してくださいよ、陛下」
「――約束する」
ロドリゴの言葉に、国王は真顔になる。
「陛下、美味しいの食べる?」
先ほどから、鉄板がすっかり気になっている様子だ。ここは一つエルが大人になってやろう。
エルの提案に、国王は嬉しそうにうなずいた。
「父上、陛下、これをどうぞ」