辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
 クレオもきっと、それを理解してくれたのだろう。ならば、エルからはもう何もいう必要はない。
「ちゃんちゃん焼き、クレオも食べる?」
「いただきます」
 にっこり笑ったクレオに、エルも笑みを返す。クレオは、きっと大丈夫だ。辺境騎士団を離れても、彼の心が傷つくことはもうないだろう。 

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