辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
痛みに顔をしかめたクレオは、無言で首を横に振る。メルリノが素早く回復魔術をかけていく。彼の回復魔術の腕はかなりのものなのだ。
「はい、これで治療は終わりです。今日は固定しておくので、動かさないようにしてください。明日からは、普通に動かして大丈夫ですよ」
辺境伯家の人間には珍しく、メルリノは剣は得意ではないということになっている。
得意ではないと言うが、それは辺境伯家の他の人達と比べてのこと。辺境騎士団で充分やっていける腕の持ち主である。
ロドリゴを筆頭に、比較対象が悪すぎるだけだ。
回復魔術の得意なメルリノには、メルリノにしかできない役割がある。たとえば今、クレオを治療してあげたみたいに。
「……わかった」
「はい、これで治療は終わりです。今日は固定しておくので、動かさないようにしてください。明日からは、普通に動かして大丈夫ですよ」
辺境伯家の人間には珍しく、メルリノは剣は得意ではないということになっている。
得意ではないと言うが、それは辺境伯家の他の人達と比べてのこと。辺境騎士団で充分やっていける腕の持ち主である。
ロドリゴを筆頭に、比較対象が悪すぎるだけだ。
回復魔術の得意なメルリノには、メルリノにしかできない役割がある。たとえば今、クレオを治療してあげたみたいに。
「……わかった」