【書籍化&コミカライズ決定】悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~

 「あ、そうそう。最後に教えてあげなくてはいけませんね。密漁についてですが、行っていたのは公爵家ではありませんよ。我々の支援者が手を回していたのです。最初は公爵家を陥れる為にしていた事だったのですが………………あなた方、子爵家に影響するとは思ってもいませんでした。でもあなたなら許してくれますよね、ボゾン子爵?私は聖女を召喚したのですし」


 ニコニコととんでもない事をサラッと言って退けるので、開いた口が塞がらなかった。


 子爵とレジーナはショックのあまり脱力してしまい、ブツブツ何かを呟いている。このままじゃ皆丸焦げになってしまうわ……
 
 驚きと恐怖で、皆の動きが止まってしまう中、大司教が私達に近づこうとした時――――


 「動くな」


 大司教の首につき付けられていたのは長さ15cmほどのナイフで、彼の後ろにはゼフが立っていたのだった。

 

 ~・~・~・~

 ようやく暗い展開は終わりになります~~長かった!(;^_^A

 あと3話で完結です!よろしくお願いいたします<(_ _)>
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