【書籍&コミカライズ作品】悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~【第三部完結】
私はマリアの話を聞きながら、転生前の世界を思い出していた……確かに日本以外の国にも色んな文化があって、全く違う言葉、習慣、信仰等色々あるものね。
そう考えるとこの国の信仰も否定してはいけない気もする。
するとマリアが真剣な表情で、この微動に疑問を投げかけた。
「私はこの微動、神の鼓動で終わらせていいのかなって思うんだ」
「どういう事?」
「うーん、まだ何かって聞かれると説明出来ないんだけど……この山から感じる力……滞在期間もまだあるし、合間にビシエラ山について調べてみる。私としても興味があるから」
マリアはそう話しながら鼻歌を歌い出した。
ビシエラ山について興味深々なのね。外国語科を選んでいたくらいだし、他国の色々な事を学ぶのが本当に好きなんだわ。
素晴らしい事だと思いながらも、滞在期間中にあまり神の鼓動は感じたくはないなと思ってしまう。
よくよく考えると火山のすぐそばで生活って、なかなか危険のような気がしてくる。
微動があるって事は地中のマグマが動いているのだろうか……温かいお湯に浸かっているのに背筋がゾクリと粟立ってしまった。
建国祭が終わったらすぐに帰国した方が良さそうね。
「それにしてもオリビアの胸、大きい~~イザベルのもマリーのも大きいけど。誰が一番大きいかな」
突然話を振られて何かと思ったら、マリアが私の胸をまじまじと見てくる。
転生してみて私も感じていたけれど、確かにオリビアの胸は小さくはないと思う。でも……
「マリアだって大きいじゃない!マリーは言わずもがなだけど、私のは……うーん、イザベルの形の良さには敵わないわね」
「恐れ入ります。皆様に比べれば私など……触り心地も硬いでしょうし」
「張りがあって素晴らしいわよ~~」