【書籍&コミカライズ作品】悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~【第三部完結】
まだ病魔は小さなものだ……この国から帰る時くらいには、気を許してくれるかな。
ちょっとガードが固い感じがするから、多分私が病気の事を話しても逃げていきそうな感じがする。
どうして生意気な態度をしているのか分からないけれど、どうにか仲良くなって、治してあげなくちゃね!
そんな事を考えながら迎えたこの国での三日目の朝、私は皆と別行動を取る事にした。
オリビアとヴィルは炭鉱を見学に行くというので、マリーやソフィアたちと一緒に王城の前で彼らを見送る。
「行ってらっしゃい。私は今日はビシエラ山について調べてみるわね」
「マリア、ありがとう」
自然からエネルギーを感じる私は、この国に降り立ち、火山に近付くにつれて物凄いエネルギーが地中に溜まっているのを感じてしまう。
火山性微動の多さ…………レジェク殿下やこの国の民は神の鼓動だとうっとりしているけれど、それで済ませていいものではない。
温泉の時にオリビアには詳しく話さなかったけれど、私の中では確信していた。
この火山は近い内に噴火するかもしれない。
このままエネルギーが溜まり続けたら。
微動の数が明らかに多いし、きっとこのエネルギーも私しか感じる事が出来ないものなのだと思う。
そしてその力を何とか出来るのも自分しかいないかもしれないという思いもあり、オリビア達が炭鉱を見に行くという日に、別行動をさせてもらい、ビシエラ山について調べようと考えたのだった。
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次回で一旦マリアSideは終わりになります~~水曜日あたりに更新予定です!
よろしくお願いいたします<(_ _)>