目と目を合わせてからはじめましょう
遅かった……
カップに注がれたブランデー入りのお茶を飲み干している雨宮の姿が目に飛び込んできた。
「あっ?」
あっ、じゃないよ。普通、気づくでしょ!
「大丈夫?」
慌てて、雨宮の元に駆け寄ったと同時に、雨宮の足元がふらついた。
お酒の回りが早すぎるよ?
「多分……」
雨宮は、自信なさげな表情で、一歩二歩と歩いたが崩れ落ちていく。咄嗟に支えた私を下敷きにして。
私の体の上に、大きな雨宮の体が覆いかぶさっている。重い……
デジャブだろうか?
「ちょっと! 起きて!」
雨宮の背中を叩いた
雨宮の顔が上がった。
助かったと、ホッと息をつく。
雨宮の目と重なる。こんな時に、目が合うなんて。雨宮がトロンとした目で私を見た。
「良かった、咲夜で……」
そう言うと、ホッとしたように、私の胸の膨らみの上に顔を落とした。
「えええーー。まさか、寝ないよね!」
背中を叩くがびくともしない。そうちに、スーっと寝息が聞こえ始めた。
「どうするのよ……」
私のスカートは捲り上がり、必死でずらした足は、またもや開かれている。
ああー、どうして!
雨宮の重さを感じながら思う。
あの時は、本当に最悪だった。まさか、その人と結婚するとはね。
だからと言って、同じ目に二度合うとは……
恥ずかしい態勢だが、胸の上の雨宮を愛おしく思い、叩いていた拳を開き、そっと両手を雨宮の背中に回した。
朝、起きたら、雨宮はなんと言うだろうか?
また、開いたた足の間に向かって頭を下げるかもしれない。
あの時の事を思い出しすと、笑いが込み上げてくる。
本当に、雨宮で良かった……
雨宮と出会ってからの事が頭に浮かんでくる。
沖縄でのおかしな出来事を順々に思いだしながら、深い眠りへと落ちていった。
朝の日差しが入る頃には、私の体はカチカチで動かないだろう。でも、雨宮がなんとかしてくれる。
こんな状況でも、私は、大きな安心感に包まれている。
きっと、雨宮と目が合った時からだろう……
目と目を合わせてから始めましょう……
「完」
カップに注がれたブランデー入りのお茶を飲み干している雨宮の姿が目に飛び込んできた。
「あっ?」
あっ、じゃないよ。普通、気づくでしょ!
「大丈夫?」
慌てて、雨宮の元に駆け寄ったと同時に、雨宮の足元がふらついた。
お酒の回りが早すぎるよ?
「多分……」
雨宮は、自信なさげな表情で、一歩二歩と歩いたが崩れ落ちていく。咄嗟に支えた私を下敷きにして。
私の体の上に、大きな雨宮の体が覆いかぶさっている。重い……
デジャブだろうか?
「ちょっと! 起きて!」
雨宮の背中を叩いた
雨宮の顔が上がった。
助かったと、ホッと息をつく。
雨宮の目と重なる。こんな時に、目が合うなんて。雨宮がトロンとした目で私を見た。
「良かった、咲夜で……」
そう言うと、ホッとしたように、私の胸の膨らみの上に顔を落とした。
「えええーー。まさか、寝ないよね!」
背中を叩くがびくともしない。そうちに、スーっと寝息が聞こえ始めた。
「どうするのよ……」
私のスカートは捲り上がり、必死でずらした足は、またもや開かれている。
ああー、どうして!
雨宮の重さを感じながら思う。
あの時は、本当に最悪だった。まさか、その人と結婚するとはね。
だからと言って、同じ目に二度合うとは……
恥ずかしい態勢だが、胸の上の雨宮を愛おしく思い、叩いていた拳を開き、そっと両手を雨宮の背中に回した。
朝、起きたら、雨宮はなんと言うだろうか?
また、開いたた足の間に向かって頭を下げるかもしれない。
あの時の事を思い出しすと、笑いが込み上げてくる。
本当に、雨宮で良かった……
雨宮と出会ってからの事が頭に浮かんでくる。
沖縄でのおかしな出来事を順々に思いだしながら、深い眠りへと落ちていった。
朝の日差しが入る頃には、私の体はカチカチで動かないだろう。でも、雨宮がなんとかしてくれる。
こんな状況でも、私は、大きな安心感に包まれている。
きっと、雨宮と目が合った時からだろう……
目と目を合わせてから始めましょう……
「完」


