愛し、愛され、放さない
「は?
何、これ…」
「見ての通り、頂いたシュークリームの代金です。
シュークリームの正式な代金はわかりかねるので、多めに入れてます」
「シュークリームは、奥さんにおすそ分けしたんですよ?
奥さんから聞いてません?
俺の友達がそこの息子で、頻繁に買ってるんです。
あいつは気前のいい奴で、俺一人なのにいつも多めに入れてくれるんです。
だから、貰ってくれた方が助かるので。
なので金なんかいりません」
「君は、恋人は?」
「は?」
「だから、恋人はいるんですか?」
「いませんよ」
「でも、いた事はありますよね?」
「はい、去年別れたので」
「だったらわかりません?」
「はい?」
「“僕以外からの贈り物を、妻が口にするなんて虫酸が走る”」
「………」
「………」
「…………スッゲェ…独占欲だな…」
そう呟いて、封筒を奪うように取った夜野。
「君には“関係ない”」
「そうすか?
お隣さんだし、奥さんにもよろしく伝えてくださいよ!」
そう言って、夜野はガシャンと音を立ててドアを閉めた。
閉まったドアを見つめ、百合は呟く。
「………うーん…
邪魔だな、これ」
そして漸く、愛する玲蘭の元に帰った百合。
「おかえりなさい!百合くん!」
パタパタ…とスリッパの音をさせて、玲蘭が駆けてくる。
愛おしい………!
夜野へのモヤモヤした黒い感情が、綺麗に浄化されてゆく気分だ。
「ただいま!玲蘭」
微笑み、玲蘭を抱き締めた。
一緒に寝室にあるクローゼットに行き、百合がスウェットに着替える。
そして、ダイニングに向かった。
「美味しそうだね!
これ、豚の角煮だよね?」
「うん!
ネットでね、最近良く見てるサイトがあるの。
苦手な人でも、簡単に凝った料理を作れるってゆうのなんだけど…
ほら!ドレッシングも、それを見て作ってるんだよ?」
「そうなんだ!
フフ…玲蘭の料理、美味しいもんね!」
「そ、そうかな?/////」
「フフ…照れてる(笑)
可愛いなぁ!」
そして仲良く並んで食べる。
百合は、美味しい、美味しいと言って食べていた。
食べ終わり、一緒に片付けて玲蘭が窺うように見上げる。
「百合くん、シュークリーム…食べ、よ…?」
百合は微笑み「じゃあ…コーヒー淹れよ?」と言った。
何、これ…」
「見ての通り、頂いたシュークリームの代金です。
シュークリームの正式な代金はわかりかねるので、多めに入れてます」
「シュークリームは、奥さんにおすそ分けしたんですよ?
奥さんから聞いてません?
俺の友達がそこの息子で、頻繁に買ってるんです。
あいつは気前のいい奴で、俺一人なのにいつも多めに入れてくれるんです。
だから、貰ってくれた方が助かるので。
なので金なんかいりません」
「君は、恋人は?」
「は?」
「だから、恋人はいるんですか?」
「いませんよ」
「でも、いた事はありますよね?」
「はい、去年別れたので」
「だったらわかりません?」
「はい?」
「“僕以外からの贈り物を、妻が口にするなんて虫酸が走る”」
「………」
「………」
「…………スッゲェ…独占欲だな…」
そう呟いて、封筒を奪うように取った夜野。
「君には“関係ない”」
「そうすか?
お隣さんだし、奥さんにもよろしく伝えてくださいよ!」
そう言って、夜野はガシャンと音を立ててドアを閉めた。
閉まったドアを見つめ、百合は呟く。
「………うーん…
邪魔だな、これ」
そして漸く、愛する玲蘭の元に帰った百合。
「おかえりなさい!百合くん!」
パタパタ…とスリッパの音をさせて、玲蘭が駆けてくる。
愛おしい………!
夜野へのモヤモヤした黒い感情が、綺麗に浄化されてゆく気分だ。
「ただいま!玲蘭」
微笑み、玲蘭を抱き締めた。
一緒に寝室にあるクローゼットに行き、百合がスウェットに着替える。
そして、ダイニングに向かった。
「美味しそうだね!
これ、豚の角煮だよね?」
「うん!
ネットでね、最近良く見てるサイトがあるの。
苦手な人でも、簡単に凝った料理を作れるってゆうのなんだけど…
ほら!ドレッシングも、それを見て作ってるんだよ?」
「そうなんだ!
フフ…玲蘭の料理、美味しいもんね!」
「そ、そうかな?/////」
「フフ…照れてる(笑)
可愛いなぁ!」
そして仲良く並んで食べる。
百合は、美味しい、美味しいと言って食べていた。
食べ終わり、一緒に片付けて玲蘭が窺うように見上げる。
「百合くん、シュークリーム…食べ、よ…?」
百合は微笑み「じゃあ…コーヒー淹れよ?」と言った。