愛し、愛され、放さない
絡めた指に、力が入る。
「……っつ…」
思わず顔をしかめる玲蘭。
そんな中百合は、淡々と…どこか冷たさを含んだ口調で注文をする。
「マルゲリータとシーフード。
二人で食べるから、取り皿を持ってきてください」
「マルゲリータと…シーフード…ですね!
お飲み物はよろしいですか?
こちらのセットなら、ドリンク付きに出来ますが……」
「コーヒーと紅茶でお願いします」
「ホットとアイ――――――」
「ホットで!
あ!ちなみに、紅茶はストレートにしてください。
あと、ピザと一緒に持ってきてください」
「あ、は、はい。
少々、お待ちください」
一秒でも早く、僕と玲蘭の元から消えろ。
そんな感情を漂わせ、言い放った。
店員が離れると、ホッとしたように玲蘭に微笑んだ。
「ごめんね、痛かったよね…?」
「あ、う、うん…
でも、大丈夫だよ…!」
「良かった!
……………ここ、よく見たら男の店員多いね」
「そ、そうかな?」
「うん。
だから、玲蘭は僕だけ見てて?」
絡めた指から、凄まじい狂愛が侵食していく気がした。
ピザと飲み物が来て、仲良く食べ始める。
「ん!美味しい〜」
頬をほころばせる、玲蘭。
「ほんと、美味しそうに食べるんだね!
可愛いなぁー!」
百合の手が伸びてきて、頬をツンツンと突っつかれた。
「……/////
百合くんも、食べて?美味しいよ?」
「うん!
いただきます!」
百合もパクッと食べ、微笑んだ。
食後。
少しゆっくりして、会計に向かう。
玲蘭と手を繋いだまま、片手でスマホを操作して支払いをする百合。
そして店を出た。
その足で、メンズの店に向かう。
「玲蘭」
「ん?」
「あんまり店員を見ちゃダメだからね」
「あ…うん」
玲蘭は頷きながら(例え目が合っても、どうってことないのに)と思っていた。
もちろん、それを百合には言えないが……
「――――いらっしゃいませ〜」
店内には男性の店員が二人いた。
玲蘭は“百合を怒らせたくない”一心で、百合の顔色を窺っていた。
幸い、他にも客がいたのもあり、全く話しかけてくる気配もない。
ホッと肩を下ろし、玲蘭は服に目を向けた。
「……っつ…」
思わず顔をしかめる玲蘭。
そんな中百合は、淡々と…どこか冷たさを含んだ口調で注文をする。
「マルゲリータとシーフード。
二人で食べるから、取り皿を持ってきてください」
「マルゲリータと…シーフード…ですね!
お飲み物はよろしいですか?
こちらのセットなら、ドリンク付きに出来ますが……」
「コーヒーと紅茶でお願いします」
「ホットとアイ――――――」
「ホットで!
あ!ちなみに、紅茶はストレートにしてください。
あと、ピザと一緒に持ってきてください」
「あ、は、はい。
少々、お待ちください」
一秒でも早く、僕と玲蘭の元から消えろ。
そんな感情を漂わせ、言い放った。
店員が離れると、ホッとしたように玲蘭に微笑んだ。
「ごめんね、痛かったよね…?」
「あ、う、うん…
でも、大丈夫だよ…!」
「良かった!
……………ここ、よく見たら男の店員多いね」
「そ、そうかな?」
「うん。
だから、玲蘭は僕だけ見てて?」
絡めた指から、凄まじい狂愛が侵食していく気がした。
ピザと飲み物が来て、仲良く食べ始める。
「ん!美味しい〜」
頬をほころばせる、玲蘭。
「ほんと、美味しそうに食べるんだね!
可愛いなぁー!」
百合の手が伸びてきて、頬をツンツンと突っつかれた。
「……/////
百合くんも、食べて?美味しいよ?」
「うん!
いただきます!」
百合もパクッと食べ、微笑んだ。
食後。
少しゆっくりして、会計に向かう。
玲蘭と手を繋いだまま、片手でスマホを操作して支払いをする百合。
そして店を出た。
その足で、メンズの店に向かう。
「玲蘭」
「ん?」
「あんまり店員を見ちゃダメだからね」
「あ…うん」
玲蘭は頷きながら(例え目が合っても、どうってことないのに)と思っていた。
もちろん、それを百合には言えないが……
「――――いらっしゃいませ〜」
店内には男性の店員が二人いた。
玲蘭は“百合を怒らせたくない”一心で、百合の顔色を窺っていた。
幸い、他にも客がいたのもあり、全く話しかけてくる気配もない。
ホッと肩を下ろし、玲蘭は服に目を向けた。