愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう?
私がロビーに戻るのと、宣利さんが戻ってくるのは同じタイミングだった。
彼の手には大きな紙袋が握られている。
なにか買い物でもしたんだろうか。
駐車場で車に乗り、私がシートベルトを締めたのを確認して彼が車を出す。
「子供が生まれるんなら、車を買わないといけないな」
「え?」
思いがけない宣言に、ついその顔を見ていた。
宣利さんは今乗っている、プライベート用のミドルタイプSUVの他に、仕事用のセダンが二台、さらにクーペと、なぜかコンパクトカーと軽自動車も持っている。
もちろん、全部自社かグループ会社のものだ。
こんなに車があるのに、さらにまた買おうというんだろうか。
「あのー、宣利さん?」
「ん?
子供が生まれたらミニバンタイプの車がいるだろ。
どれにするかな」
車を買うのは決定らしく、彼はもう悩んでいる。
確かに子育て世帯にミニバンはマストアイテムだが、買い替えではなく増車っぽい口ぶりだったのが気にかかる。
そうこうしているうちに家に着いた。
私を家の前で降ろすのかと思ったら、宣利さんは来客用のスペースに車を停めた。
当然ながら一緒に降りてくる。
「あの……」
彼の手には大きな紙袋が握られている。
なにか買い物でもしたんだろうか。
駐車場で車に乗り、私がシートベルトを締めたのを確認して彼が車を出す。
「子供が生まれるんなら、車を買わないといけないな」
「え?」
思いがけない宣言に、ついその顔を見ていた。
宣利さんは今乗っている、プライベート用のミドルタイプSUVの他に、仕事用のセダンが二台、さらにクーペと、なぜかコンパクトカーと軽自動車も持っている。
もちろん、全部自社かグループ会社のものだ。
こんなに車があるのに、さらにまた買おうというんだろうか。
「あのー、宣利さん?」
「ん?
子供が生まれたらミニバンタイプの車がいるだろ。
どれにするかな」
車を買うのは決定らしく、彼はもう悩んでいる。
確かに子育て世帯にミニバンはマストアイテムだが、買い替えではなく増車っぽい口ぶりだったのが気にかかる。
そうこうしているうちに家に着いた。
私を家の前で降ろすのかと思ったら、宣利さんは来客用のスペースに車を停めた。
当然ながら一緒に降りてくる。
「あの……」