悪魔なあなたと結婚させてください!
そう考えて誰もいない屋上で軽いランニングを始めた。
今日はこれで2度めのランニングだ。
1度目はアレクが一緒にいてくれたから2キロという距離を走ることができたけれど、今回は一緒に走ってくれる人が誰もいない。
1人で走っていると意識が疲れた、しんどい、足が痛い。
と、マイナスな方へと流れていく。
はたと気がついてマイナスな思考を振り払うのだけれど、単調に走っているだけだとどうしても妙なことばかりが頭に浮かんできてしまう。
「あぁ……疲れた」
1キロくらい走っただろうか。
灰色の屋上を何周かまわったとき幸はついに足を止めてしまった。
背中にジワリと汗をかいているし、全くの無駄な運動だとは思わないけれど、自分で想像していた以上に走れないことがわかった。
今日はこれで2度めのランニングだ。
1度目はアレクが一緒にいてくれたから2キロという距離を走ることができたけれど、今回は一緒に走ってくれる人が誰もいない。
1人で走っていると意識が疲れた、しんどい、足が痛い。
と、マイナスな方へと流れていく。
はたと気がついてマイナスな思考を振り払うのだけれど、単調に走っているだけだとどうしても妙なことばかりが頭に浮かんできてしまう。
「あぁ……疲れた」
1キロくらい走っただろうか。
灰色の屋上を何周かまわったとき幸はついに足を止めてしまった。
背中にジワリと汗をかいているし、全くの無駄な運動だとは思わないけれど、自分で想像していた以上に走れないことがわかった。