悪魔なあなたと結婚させてください!
「頑張ってるね」
ベンチに座って休憩したいたとき、不意にそう声をかけられて顔をあげると、そこには同期入社の明里が立っていた。
明里は目立つタイプではないが淑やかで男性社員から密かに人気が高い社員だった。
「明里、いつの間にいたの?」
「少し前から。声をかけようと思ったんだけど、邪魔しちゃ悪いから階段のところから見てた」
だから幸から明里の姿は見えなかったみたいだ。
「遠慮せずに上がってくればよかったのに」
明里が隣に座って自作のお弁当を広げ始めたので幸はなんだか申し訳ない気持ちになってしまった。
自分に遠慮してご飯を食べる時間が遅くなってしまったみたいだ。
「ううん。幸が頑張ってる姿を見たら、なんだか勇気が出てきたからいいの」
ベンチに座って休憩したいたとき、不意にそう声をかけられて顔をあげると、そこには同期入社の明里が立っていた。
明里は目立つタイプではないが淑やかで男性社員から密かに人気が高い社員だった。
「明里、いつの間にいたの?」
「少し前から。声をかけようと思ったんだけど、邪魔しちゃ悪いから階段のところから見てた」
だから幸から明里の姿は見えなかったみたいだ。
「遠慮せずに上がってくればよかったのに」
明里が隣に座って自作のお弁当を広げ始めたので幸はなんだか申し訳ない気持ちになってしまった。
自分に遠慮してご飯を食べる時間が遅くなってしまったみたいだ。
「ううん。幸が頑張ってる姿を見たら、なんだか勇気が出てきたからいいの」