こじらせ男子の橘くんはワケありでした。


「いやいや、それはさすがに拡大解釈しすぎてるって!」


確かに私のことタイプって言ってたけど─。


『まずは友達─』って言ってたし─。


あの綺麗な横顔に少しドキッとしたりもしたけど

それは恋とかじゃなくて、

美しい物を見て、

衝撃を受けたというか感動したというか─。


「じゃあさ、橘くんはどうなの?」


─橘くん。


いつも偶然現れて、私を助けてくれる。

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