腹黒王子様の溺愛が規格外。
「わかる〜桜ちゃん意外と毒舌だったりするし面白い」


どっ、毒舌!?

失礼なこと言ってないか心配になりながらも、みんなにこにこ明るいので平気かなと安心して一息ついた。


そんな平和な中、廊下から悲鳴が聞こえてくる。


「きゃー!!!一条様よ!!」

「カッコいいー!!!」


女子たちがキャーキャー騒ぐ中、なんと……一条さんは、この教室に来たのだ。



「……桜、いる?」


そして私の名前を呼んだ。


いや……この教室には桜子さんもいるから、どちらかはわからない。


「はいはいー!ここです!」

「あ、杏奈ちゃん!?」


杏奈ちゃんが大きな声で手を振りながら一条さんを呼ぶ。


囲んでいた女子たちも、ザザザと道を開けたのだ。


な、何この状況……!!
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