一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
いよいよ最終日。

本当は、ビキニを着るつもりだったけど、塁に止められたから、上下が繋がってる水着になった。

でも、かわいいの。

ブルーグレーで、前から見たら普通のスクール水着っぽいんだけど、後ろが、腰までU字に大胆に開いていて、しかもTバックになっていてお尻丸出しだ。
ははは。

前からみて、塁はよしと言った。

だから、くるっと後ろを向いた。

「んな!?ヒカリ!!」

「あはは!!諦めて塁。ビキニは我慢したじゃん!」

塁は、ムムっと飲み込んで、なんとか諦めてくれた。

ははは。

「余計にムラつくわ」

とボソボソ言ってたけど、聞こえないフリをした。

そして、ヴィラのプライベートビーチでゆっくりと過ごす。

少し、海にも入ったりして。

白い砂浜にターコイズブルーの海が本当に綺麗だ。

プライベートビーチだから、人も少ないし。

というか、いない?

ちょうど入れ違いでナイスバディの外人さん2人とすれ違ったっきり、誰もいなかった。
< 201 / 277 >

この作品をシェア

pagetop