一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ

その後、痛みに耐えながらも、順調に子宮口が全開になり、ついに麗は分娩台へ向かった。

一旦帰るために私は、ディフちゃんの奪い合いに勝利し、帰宅した。

そして、産まれた報告を受けて、午後からまた病院に向かう。

麗と純平さんの赤ちゃんは、それはそれは可愛かった。

ミニチュア純平さんだった。
こんなに似んの?というくらいに。

抱っこをすれば、意外と重たくて、どっしりとした重さが、丈慈の生命力の強さと責任の重たさを表しているかのように感じた。

すごいな。




それからしばらくして、月も変わり6月に入ったところで私はふと気づく。

塁とひとつの可能性を信じて、大慌てで検査薬を買いに行き、検査をすれば、なんと陽性だった。
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