一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ

そして、結局性別は聞かないまま、予定日を3日程過ぎた頃、平日の真っ昼間に陣痛を迎えた。

「塁。今電話大丈夫?」

「ああ。どうした?」

「たぶん。陣痛きた」

「すぐ帰る」

そう言って、ブツっと切られた。

ははは。
ありゃ、大慌てで帰ってくるな。

い、いてて。

とりあえず、今のうちにシャワーだな。
そして、シャワーを浴びる。

バン!ドタドタ!バン!

うるさっ。慌て過ぎだって。
私はここですよー

ガラ!

「ヒカリ!!」

塁は、お風呂のドアを勢いよく開けた。
ちょっと!
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