一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
前から、少し話には上がっていたが、本格的に俺は東京支社での勤務が決まった。

よって、秘書の麗も一緒に東京へ引っ越す事になった。

麗は、東京に引っ越すのを喜んでいる。

そりゃな。
大好きなヒカリがいるもんな。



そして、引っ越しの少し前に、急遽親父が参加するはずだった東京でのパーティーに麗と参加する事になった。


「麗。来週、東京で行われるレセプションパーティーに行く事になった。
スケジュール調整頼む。
本当は、親父が行くはずだったんだが、腰が痛くてダメらしい。」


「わかった。
ってあれ⁇お父さん、元気じゃなかった?」


「ああ。社交の場はめんどくさくて行きたくないんだろ。そういう事にして俺らに押し付けたんだ。
美味い飯食ってこいだってよ。」


「そんなんで、よく社長が務まるわよね」


「てことで、お前も一緒に行くぞ」


「かしこまりました」
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