一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
そして風呂から上がって、素っ裸で髪を拭いていれば、ガラっと扉が開けられた。

またか?
しょっちゅうだよなコイツは。

「ったく。ちょっと待ってろ。麗」

麗だとばかり思っていた俺は、呑気に髪と身体を拭いて、ボクサーパンツをはく。

そして、振り向いたらヒカリがいてかなり焦った。

「んな!?ヒカリ!?
お前!!何してんだよ!!言えよ!!」

思わず、デカい声が出た。

「あー!!あははは!ごめんなさい塁さん!!シャワー借りていい?」

「おお。んじゃな。ごゆっくり」

俺はそそくさと退出した。


ケツ丸出しだったぞ俺。
アレは流石に後ろ向いてたからギリセーフか?

よりによって、ヒカリに見られるなんて。

しかもテンパって頭に手を置いてしまった。
その手を見る。

ヒカリに触れたのはいつぶりだっただろう。
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