一途な副社長は寵愛する彼女に愛を注ぐ
それこそ昔は、転べば手当もしたし、迷子にならない様に手も繋いだ。

眠いと言えば、おんぶもしたし、雷が怖いと言えば抱きしめた。

家でテレビを見る時は俺の上に当たり前の様に座らせていた。

あんなに簡単に触れてたのに。

今は、これが精一杯だ。


ははは。
なんだよこのザマは。

病気だなこれは。間違いない。

そう言えば、歯ブラシとかあんのか?あいつ。

急に泊まる事になったんだよな?

麗の服を持ってた。


とりあえず電気も付けずソファーに座る。

はぁ。
リビングにため息が消えて行く。





俺はいつの間にか寝てしまっていたようだ。

ヒカリの声が聞こえる。

ははは。

夢だ夢。

まただよ。

なんだよ、起こすなよ。
今からたっぷり可愛がって、、、

そして肩を揺らす手を握った。
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