最強総長さまは元執事


「もう用は済んだ。帰る。」

「了解、気をつけてね。花園さんも、またね。」

「っまたね、2人とも!」

「また今度な〜、お二人さん!」

「………。」

優真の返事を皮切りに、我に返ったように挨拶をしてきた葵と陽太。
湊は相変わらず無言だ。さすがに総長にくらいは挨拶したほうがいいんじゃない?

「ああ。」
「どーも。」

といっても私たちは2人とも、基本的には口数の少ない……というか他人への警戒心が強いので、人のことを言えない。


その後は下っ端さん?っていう表現はよくないか。1階にいた人たちにも挨拶されて、家に帰った。

……なにか忘れてる気がする。

あ。

『……総長、そちらの方は…?』
『気にするな。後で言う。』

そーいえば、流星、なんの説明もせずに帰ってきちゃってるじゃん。
というか、説明もなにもあるのかな?

どうりで物言いたげな視線を投げかけられたわけだ。
あの時気づかなかった私たち、結構ひどくない?

ま、いっか〜 ((

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