塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
「はー、うまくいかないなぁ」

 ひなたはバイトと学業の合間にてのひらサイズのロボットを開発していた。
 高校時代からなんとなく手に職が欲しいとプログラミングの勉強をしていたけれど、独学では限界があったので、大学で本格的に学ぶつもりだった。

 実利のために始めたことだが、もともとオタク気質なのですっかりハマってしまった。メイクやファッションそっちのけで、ロボットの改良に日々取り組んでいる。
 はたから見たら変人だ。でもまぁいい。

 ──没頭してると人と比べなくて済むし。
 
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