塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
声認識モジュールを使用して、スピーカーもマイクも内蔵したから会話が可能になった。
かなりお金も手間もかかっている力作だったが、まだ完全体ではない。
話し相手兼ドジな自分をサポートしてくれるロボットを作っていた。喝を入れて励ましてくれるような。
落ち込んだ時、優しく励まされるより、厳しく叱られた方が立ち直りやすいことに気づいたからだ。
それはたすくと暮らした日々に鋭い駄目だしを食らっていたからかもしれない。
ロボットをうまく動かすためのプログラミングや人工知能のアルゴリズムの実装が難しかった。
[ナニガウマクイカナイ? テツダオウカ?]
「なんていうかもっと傲慢で冷たい感じの言葉がいいんだよね。手伝うとか言わないの」
[デハ、テツダワナイ]