塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
「ひなたそんなに犬が好きだったのね」
「たすくが散歩係なんだけど最近部活で帰りが遅いから、よかったらひなたちゃんが散歩してくれると助かるな」
義父の提案は、とても嬉しかった。些細なことでも役割があると、自分も役立っていると思えるし、なによりコウシャクと一緒にいると心が安らぐ。
そんなわけで、たすくの代わりに夕方コウシャクの散歩に行く時間は大切な日課となった。
「あれ、なんで散歩?」
──お、怒ってる!?