塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
「あ……おじさんに頼まれて、ダメでしたか」
散歩の途中帰宅してきたたすくと会った。たすくからしたら、勝手に飼い犬を連れ出して気を悪くしたのかもしれない。
「ふーん、じゃよろしく」
そっけなく言い放ち、そのまま片手をひらひらと振る後ろ姿を見送り、ほっと胸を撫でおろす。
コウシャクの世話を禁止されたらどうしようと思っていた。
まだ出会ったばかりだけど、コウシャクはもうひなたにとって大事な家族だった。