塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件

 マモルはそう言って最近できた彼女とのノロケを延々と始めた。
 
「やっぱさ、人間が生まれてきた意味って愛じゃないかと」
「愛……? はぁ」
 
 恋愛初期に出る脳内麻薬のせいで、頭がピンク色になっているマモルのわけのわからん説法が始まり、皿の上のペペロンチーノをフォークでぐるぐる巻く。

「彼女のことを思うとなんでも頑張ろうって気になるんだよな」

 マモルは完全にのぼせあがってて、やばいなと思う反面、どうしたらそんな気持ちになれるのか普通に疑問だった。恋愛とは違法ドラッグみたいに理性を飛ばす危険なものなのかもしれない。
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