塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
 そういうイベントに偏見しかないたすくが冷たく言い放つと、ミキが顔をしかめる。

「今は自己アピールの時代だからいいのよ。単なるイベントだけど、そこからモデルになったり芸能界にスカウトされたりもするし」
「キョーミないわ」
「はぁ……たすくに聞いたのが間違いだった。マモル君。誰かいたら連絡してよ」
「俺にとって一番かわいいのはカノジョで、他はみんな同じっていうか」
「もー、じゃぁ彼女他薦してよ!」
「駄目です。ほかの男に狙われる」

 マモルの真顔に、ミキがため息をついた。

 ──まつ毛だの髪だの盛ってる女より、ひなたのがかわいいよな。

 まぁなんていうか女というより小動物的な可愛さではあるが。
 そんなことを考えていると、ひなたとハルが学食へやってきた。

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