塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件



 ──あれ? ここどこ?

 目が覚めると、見知らぬ部屋にいて、たすくの部屋に来て、みっともないくらい大泣きしたうえに、そのまま寝てしまったのだと気づく。

 床に置かれたラグの上で眠っていたらしいひなたには、ブランケットがかけられていた。

「起きたのか」
 
 たすくがひなたをちらりと見てから、また台所に戻り、カップラーメンにお湯を入れてもってきた。

「食え。なんも食ってないだろ」
「ありがとう」
< 183 / 311 >

この作品をシェア

pagetop