塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
☆
──あれ? ここどこ?
目が覚めると、見知らぬ部屋にいて、たすくの部屋に来て、みっともないくらい大泣きしたうえに、そのまま寝てしまったのだと気づく。
床に置かれたラグの上で眠っていたらしいひなたには、ブランケットがかけられていた。
「起きたのか」
たすくがひなたをちらりと見てから、また台所に戻り、カップラーメンにお湯を入れてもってきた。
「食え。なんも食ってないだろ」
「ありがとう」