塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
事実を少し誇張して伝える。
「だからなんだよ。お前もその一人だって言いたいのか?」
たすくがあからさまに不快そうな顔をする。
「実はボク、ひなちゃんの彼氏じゃなくて、誤解してたら悪いなって」
たすくが黙り込んだが、そのまま話を続ける。
「ボク、ゲイなんでひなちゃんは恋愛対象ではないんです。女の子と一回買い物とか楽しみたくて、一緒にいすぎてひなちゃんが彼氏できなくなるなとは思ってたんだけど、なんかすみません」
「……」
「でもまぁ、体は男なんでやっぱり一緒にいすぎるのはよくないかなって、お義兄さんも心配するし」
「俺はあいつの兄でも保護者でもない。ひなたといて楽しいなら、今までどおりにしたらいい。あいつも万年ボッチだから」