塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
足が長くて、頭身のバランスがいいから、座っているだけで、サマになる。ハルの好みからは外れているが、それでも見ほれるほどかっこいい。ハルも座ると、ウェイターが注文を取りに来た。
「ひなちゃんと暮らしてるって聞いたんですけど」
「あー、工事で仕方なく」
やっぱりまだ付き合ってないのか。ひなたからもたすくへの愛情は感じた。色々格差はあれど、お似合いの二人だと思う。
「ひなちゃんのこと、どう思ってるんですか」
「……は?」
ちょっとアシストでもしようかなという気になって、直球で聞いてみた。あからさまにイラっとされて一瞬ひるんだ。
「ひなちゃんて案外モテるんですよ。バイト先の店長にも好かれてるし、理系って男子のが圧倒的に多いから、何度か告白されてました」