塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件

「あ、掃除の時間だ」
「なんだ、このクソ姑みたいな物言いは」
「なるべく部屋汚しちゃいけないと思って……でもバイトで疲れてると寝ちゃうからお知らせしてもらってる」
「自分の部屋はあんなに散らかってたのに?」
「だって、自分の部屋とは違うよ」
「いーんだよ、ここはお前の部屋で。TABOT、OFF」

 今度は邪魔されないよう、電源をOFFすると、TABOTのお腹についている画面が暗くなって[じゃーな]という声がした。

「お前さ、男に言い寄られたりしてるわけ」
「え、いや全然。私かわいくないしモテないよ」
「んなわけないだろ」

< 213 / 311 >

この作品をシェア

pagetop